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2020/08/24 11:12

一般の家具で突き板を使用する場合は、無垢板より安価で大量に均一のものが作れるという所以で、ベニヤ板などを使って組んだ板状の芯材に、薄くスライスした突き板を貼り、無垢板のように加工して使います。

なので、突き板よりプリント合板の方が、その上安価に造れるため、使い捨て感覚の安価な家具に使われていますが、このプリント合板の誕生により、日本では「無垢材=本物の木の家具」「突き板=ニセモノの安価な家具」と言う印象を持つ方が多々あるようです。

突き板よりも安価に仕上げるために誕生したのが「プリント合板」です。

木のように見えますが、木ではなく紙。

こうする事で、本物の木の木目を活用しながら、材料費を削減することが出来ます。

デザインの美しさを考えて造られたアンティーク家具は、素晴らしい木目=デザインと考えられています。

アンティーク家具で突き板が使われる理由は「木目」です。

機械化の発達により、木目を紙に印刷して、言うなら木目のように見せる事が出来るようになりました。

アンティーク家具が造られたご時世には印刷する機械がなかったので、プリント合板の家具はないのです。

これを突き板の代わりに貼ったものがプリント合板です。